不安と期待

本日の日経平均株価は午前中は強気な展開となったのですが、昼頃に円高ドル安が進み、株価は落ち込んでしまいました。結局終値は昨日から152.89円下落の1万9,301.44円と落ち込んでしまいました。

円高ドル安が進んだ背景にあるのが、11日に予定されているトランプ次期大統領の記者会見。保守的な発言が警戒され、ドル円は一時115.2円にまで落ち込んでしまったのです。ここ最近はトランプに振り回されっぱなしですね…。専門家でも「今動き出すのは無謀過ぎる」と言ってるほどなので、記者会見が終わるまでは様子見で行った方が良いかもしれません。

トランプ政権の行方についてある程度予想出来ているのなら良いのですが、今は政治の専門家ですら把握が難しい状況。新年早々「損切り」なことにならない為にも、じっくりと見据えるのも必要だと思いますよ。

一方、日本市場を受け継いだ米国市場では、NY株は1万9,855.53$・-31.85$となりました。ドル円は115.3円まで下げる場面はあったものの、115.7円辺りを推移しています。

緊張感漂う市場なのは相変らず。11日のトランプ次期大統領の会見を警戒している様子。大統領選挙以降は「トランプ相場」で超イケイケムードではあるものの、最近は若干衰え気味。だから会見では不安と同時に、ある種期待感も漂っている感はあります。個人的には「不安」の方が大きいのですが、減税や規制緩和に対して何らかの言及があれば、市場は活発になるかもしれませんね。

また10日には、去年12月の中小企業楽観指数が発表。結果は105.8と、12年ぶりの高水準を記録しました。こちらも結果を引き上げた要因となったのが、トランプ次期大統領への期待。先行きに対する楽観的な見方が、今回の結果につながったようです。